4月京都のメイン訪問は
『青蓮院門跡ライトアップ』に
お伺いすることでした。
真っ赤な霧島つつじと新緑が
とても美しい境内。
今はこの霧島つつじが旬のころ。
4〜5月は大変見頃だそうです。
ちょうど、日が陰る頃から
そして、日が落ちてしまい暗闇へと
時の経過を感じながらの
拝観を楽しむことが出来ました。
青蓮院は天台宗の数ある中でも
大変格式が高いお寺だそうです。
青蓮院の魅力の一つは、
室内からのお庭の眺め。
室内でお茶を頂きながらのお庭鑑賞。
時の経過だけを感じながら、
他のことも何も一切考えず、
ぼ〜っとお庭だけ見ながら。
なんとも贅沢な時間です。
ついつい何もしない時間が勿体ないと焦り、
忙しい生活が身についてしまっていたのか
こういった時間を過ごせたのは本当に
貴重な時間でした。
無心の自分でいれる時間を
作る大切さを感じました。
だんだん日が陰り、境内から
ライトが光りだしました。
竹やぶの下からもライトアップ。
そして、青い光が境内を包み込みました。
とても幻想的!!
これ程までに素晴らしいとは…
想像以上の感動。
たぶん、日が沈んだ後だけでは、
感じ得なかったかもしれません。
時間の経過とともに変わりゆく一つの風景を
堪能したからこそ感じ得た感動でしょう。
竹藪からも
足元を照らしていた光が、一つに集結され
一本の太い光となり京都の夜空に放っていました。